Alred_Another’s diary

6回生です

改めて、退院しました

 いつも通りのインターネットやってたので改めて言う必要もないかなと思っていたんですが、入院した報告してちやほや心配してもらったので事後報告は必要かなと。あとは(こっちの方がメインかもしれない)自分自身の現状確認のために。

 

 発端という発端はないんですが、ここ半年から一年ほど、腹痛という腹痛はなく、薬物治療は効いてるように思えたんですが、体が異様にだるい、疲れるなど倦怠感が毎日続いていました。そういった状態に加えて3,4月くらいから膀胱や下腹部の痛みが出てきました。血液検査や尿検査では軽い膀胱炎だと判断されていました。

 しかし、その症状は無くなることはなく、また、倦怠感はますます強くなっていき、夏には杖がないとまともに歩けないくらいになっていました。

 そこで9月頭にCTやMRIや、内視鏡などの検査を行いました。その結果、小腸の各所が炎症を起こしていて、その一部分が膀胱と癒着していました。どうでもいいですが、この時の尿道カメラが今までの検査で今までで一番痛かったような気がします。できれば二度と受けたくないし、皆さんも受けることがない人生だといいですね。

 その検査結果を受けて、炎症部分を切り離す手術が決まりました。9月23日に入院し、9月25日に手術が行われました。今まで何度も入院したことはありましたが、手術は初めてなので多少の不安はありましたが、切って良くなるなら越したことはない、と若干楽観視していました。術後も10日程度で退院できると聞いていたのもありました。

 ところが手術が終わった二日後の検査でまた小腸に炎症が見つかりました。1回目の手術の時にはなかった部分が炎症を起こしているというのです。そんなことがあるのか?手術ミスじゃないのか、と思って文句を言ったところで炎症はなくならないし、手術も検査当日にそのまま行われました。

 そんな感じで小腸を70㎝ほど切ったそうです。けっこう切りましたね。それだけの小腸を切ったので消化能力はかなり低下しました。術後数日は痛みでまともに動けなかったし、その辺は記憶が曖昧です。

 当初退院予定だった10日間が経過した段階でも、とても日常生活を送れるような状態ではなかったし、目途もついてませんでした。点滴は両腕から、いくつも薬を入れ、体にはなんか色々な体液を排出するチューブが4本くらい刺さってました。

 ようやく自分がテレビで見るような難病だったんだなぁと自覚しました。とはいえ、術後の経過はそこまで悪いものではなかったようで、退院する頃には入院する前より元気になっていました。ちゃんと杖なしでまっすぐ歩けるようになっていて感動しました。

 

 結局10日くらいの入院でしたが、まぁ慣れとは強みでもあり恐ろしくもありますが、慣れてしまえば入院生活も日常でした。

とはいえ、やはり退院して”普通”に暮らせるのはありがたいですね。

 しかし腸を大幅に切除したことによる吸収力の低下、非炎症部の小腸大腸の休養のために、小腸の上部から人工肛門を増設しました。人口肛門、手術が終わったら否応なしに付いてたんで当初は困惑しましたが、これも慣れてしまえば日常になりました。2日に1回程度外して掃除して新しいものをつけるっていうことをしてます。あとは毎朝点滴の付け替えがあります。それと週3回、手伝いや経過観察のために医者や看護師が訪問しにきます。

 こんな具合にやることはそれなりにありますが、制限に気を付けつつ食事して、運動して、僕個人としては依然より健康になったと思います。

 また、人口肛門は永続ではなく他の臓器の様子を見て閉鎖し、元の体に戻る手術をする予定(3か月~半年後くらいらしいですが)なので、そこまで悲観的にはなってないです。とにかく今は休養に努めたいと考えています。

 しばらくは母親と二人三脚で暮らしていきます。また、愚痴やネガティブなことを言ってしまうかもしれませんが、優しく流してくださるとありがたいです。

 長くなって飽きてきたのでこの辺にしようと思います。読んでくださった皆さん、ありがとうございます。そして皆さんもご自愛ください。