Alred_Another’s diary

6回生です

こんな時世だ。死にそうだ。

  こんなご時世だ、ともに齢60を超える両親がもしコロナにでもかかったら危ないだろう、特に母親なんか透析してる上に心臓の手術までしている。本当に危ないだろう。別に以前からだってそのまま会えないまま家族が終わるなんて理解してたつもりだったが。とはいえ僕は両親のことが憎い。昔から僕より教祖、“神様”、宗教関係者の言うことばっか聞くような人たちだ。

 留学まで“神様”が良くないって言うから直前で取り消しになった。あれはマジで傷ついたね。その時もまた信者たちに囲まれて「留学なんて金の無駄」「留学いっても遊ぶだけ」「留学なんて社会人になってから自分で行けば良い」とかそんなん言ってくる。

 いやいや誰だよお前ら。家族はちゃんと他の信者の名前覚えてたけど僕は一切覚えてないね。集会の時だって右から左へ聞き流し、早く終わらないかなって体育座りして時計見てる。でも「HAL君さぁその態度はないんじゃないの」って幹部の一人が目ざとく注意してくる。そしてそこから「家族の教育がなってない、家族に問題がある」と今度は僕らの家族が引っ張り出されて怒られんの。ご先祖様が悲しんでますよって。その態度を改めないと経営はよくなりませんよ。お姉さんの旦那さんも見つかりませんよって。

 そんで家に帰ってきて夕飯の時に反省会。お前のあの態度はなんだって。さっさと飯食って自分の部屋に行こうとすると、「逃げるな」「感謝を忘れたか」とかそんなね、よく集会で飛び出すワード使っちゃってね。もう飯がまずくてしょうがない。テレビも消されるし。そんでお店の経営が悪いのも姉が結婚できないのも僕のせいされてメチャクチャ怒られんの。マジで勘弁してくれ。それはお前らが宗教頼りで何もしてないからだろ。

 

 いやまぁ今回は別に宗教の話は別にしたくなかったんだけどやっぱ切っても切れないね。ホントにクソ。クソクソクソクソ。

 今回したかったのはコロナに罹ったら僕も持病があるし、両親も良い歳だし、本当にこのままで良いのかって考えちゃって考えちゃって夜も眠れない。まぁ考えてっていうか嫌が応にも思考に侵略してくる感じなんだけど。何やってても起きてくる限り親の顔が浮かんでくる。父親は全部(学費や医療費その他諸々)の支払いを止めたクソ親父だ。まぁ死ぬなら死ねばっていうのを感じる。

 母親は昔から過保護だったんだけど今になっても過保護は加速して止まらない。3月丸々僕の下宿に居たのだ。身体が心配だから面倒見るとか言って。1ヵ月も人と一緒にいるのは鬱病には無理だって何度も言ったのに無理やりきた。そんで料理や洗濯とかして満足してるけど、僕の病気はストレスで悪化したからな。明確に。それを言っても鬱病を理解しないんだから無理だこの人は。

 とはいえ今のパトロンは母方なので従うしかないんだが。

 

 だからいっそ両親とも死ぬか僕が死ねば解決するのでは?って思ったんだよね。いやまぁ僕の死をきっかけに家族がまた一つになるならば安いものだとは思う。本気で思うけどね。

 そもそも、母親が宗教に行くようになったのも極小未熟児で生まれつき体が弱かった僕のせいでもある。そんで中学生の時には、病気を治してもらったとか言ってますます家族全員でのめり込んじゃったんだから始末が悪い。僕が未だに父にも母にも言い返せないのはやはり病弱な自分という負い目がある。ただただ健康であれば良かったのに。そんなことすらできない自分が本当に嫌いで仕方ない。いつまで病院に通い続けるんださっさと死ね不良品。

 

 夜は嫌いだ。ずっとこんな気持ちだ。