Alred_Another’s diary

6回生です

睡眠は救済。そして地獄に堕ちる。

 

以前からあった「お前も大変なのはわかる、だけどこっちも大変だけど頑張ってるんだ」「だからお前も頑張れよ」っていう空気がメチャクチャ強くなった。俺の周りではそんなことないけど、被害妄想でしょ。そうです。その被害妄想が強くなってきたから困ってるんじゃねーか。どうしたら良いんだ。僕はもう自力じゃ助からないのに、誰を頼ったらいいんだ。

 

それでもいたよ?「いつでも連絡してきてね」とか「困ったことがあったら言ってね」みたいなこと言ってきた人間が。鬱になってからでも3-4人はいた。でも、いざ連絡すると「ごめんその日は予定ある」「ごめん、今は無理かな」って言ってくんの。さすがの僕でも非常識な日時はしてないのに。そしたらやっぱどいつもこいつも軽く言ってくるだけなんだなって思うわけ。たかが3-4人じゃんって言うけど今の限界状態でそれだけ声かけるのが精一杯なんだよね。無理だよ。これ以上誰かに頼ろうとするのは。わかるよ。それこそこのコロナのせいで大変なのは。でも、だったら「いつでも連絡してきてね」とか「困ったことがあったら言ってね」とか言わないでくれよ。そういう同情が一番嫌いなんだから。もう俺は誰かを信用しては裏切られるっていうこと経験したくないの。そんなのは家族に裏切られたことでたくさんだ。

 

家を出てもう1年半が経つけどいまだに昨日のことのように思い出す。夢に見る苛まれる。俺は真面目に生きてきた。社会に貢献しなさい。親孝行しなさい。って育てられた。でも、そんな自分のモラルさえ裏切るようなことしたんだ。今でも苦しい。ずっとお前は生きる価値なしって僕自身が言う。病気で大学を延々と休学し続け、25歳なのにいまだ社会に貢献するどころか、日がな一日ボーっとして終わるだけだ。何も勉強しない。労働しない。日々自分が馬鹿になっていくのがわかる。まともに本すら読めやしない。ホントになんで生きてるかわからない。

 

それでも死にたくはない。最近は本当に死ぬのが怖い。クローン病が命にかかわるような病気じゃないのはわかってる。それでも日々悪化を自覚する病状に怯える。手術もするかもしれない。これまで以上に何も食えなくなるかもしれない。そんな体で長生きできるのか。僕の精神だって限界がきて自死を選んでしまうんじゃないか。怖い。毎日こんなことばっか考える。考えては怖くなり精神も肉体も疲労する。最初にも言ったけどもう僕自身で助かれないんだ。だけど誰も助けてくれない。神も医者も病気を治さない。家族は誰も近くにいない。同じ難病の人の話探しても家族と仲良く楽しそうに暮らしてる。でも父親はじめ残りの兄姉も宗教にどっぷりで、僕はもはや宗教を裏切った異端者だ。一切の支援はない。先に出ていった母親は金は出してくれるが、いまだに宗教に未練あるようなこと言うし、何よりも過保護だ。そりゃ心配なのはわかるが、一ヶ月も下宿にいるのはおかしいだろ。30日間ずっと同じ部屋にいるんだぞ。しかも鬱が酷くて一人がよかったから、来ないでくれって泣きながら頼んだのに無理やり来た。おかげでストレスで病状が悪化した。本末転倒だ。クソが。

 

俺は母親が好きだった。優しくて一緒になんでもやってくれて。でもそんな母親は宗教にハマってから変わった。ヒステリックは日常茶飯事、なんにでも怒る。家族や従業員と言い争うようになった。父親はいつも母親の見方はせず従業員の味方、これも宗教の集会で文句言われないようにだ。従業員は全員宗教に通ってる人間になっていた。いつの間にか。少しは母親の味方すればこんなことにはならなかったかもしれない。でも父親は宗教に、母親以上に依存してたんだから仕方ない。本当に嫌になる。どれだけ僕の人生をメチャクチャにすればいいんだこのクソ両親は。

 

 本当に嫌になる僕自身が。僕がこんな病弱でさえなければ親も宗教にハマるようなことはなかっただろう。本当に自分が惨めで情けなくなる。昔も今もそうだ。情けなくて申し訳なくて死にたくなる。ああ情けない、情けない。年老いた親に孝行せず怨むなんて。俺は長生きできるのかわからない。でも死んでも天国には行けないだろう。生きるも死ぬも地獄だ。ただこの睡眠だけが安寧だ。最後の幸福だ。だから眠れない夜は恐ろしい。地獄だ。俺はこのまま地獄に堕ちていく。